シティズンデータサイエンスラボ
データビークルの最高製品責任者であり統計家の西内啓がデータ活用で成果をあげている企業・組織のキーパーソンの方とデータサイエンスの現実について語り合う対談シリーズ。
データを活用してエビデンスに基づいた経営判断を行いたいと考えるすべての人に。「データでもっと儲ける方法 ~経営とマーケティングのためのアナリティクスデザイン~(著:西内啓/発行:翔泳社)」の全文を公開します。
「何に活かしていいかわからない」問題前章では、業務処理のために蓄積されたデータを、活用可能な状態に加工するためにはどのようにすればよいか、ということを中心に説明しました。そこでは、すべての項目データを完璧にいつでも活用可能な状態にすべきというわけではなく、「何にどう活用するか」という目的によって、最優先で使うべき項目もあれば、ほとんど不要な項目もあると考えられます。 冒頭で述べたように、データ分析を行なうにせよ、AIを開発するにせよ、「何にどう活用すべきか」という点につい
データ整備のサグラダファミリアここまで「業務のためのデータ」をどう「活用のためのデータ」に加工するかを詳しく説明してきました。複数の表を結合するためのキーを確認し、それぞれの表の中に含まれる対象のデータを確認し、最終的にどのような切り口で1行ずつにまとめるのかを決めて、それぞれの項目を数値化したり分類したり、必要に応じてさまざまな集計をしたものが活用のためのデータです。その過程では、抜け漏れや異常値、表記の揺れなど、適切に対処しなければいけないことがあります。 データ分析
このイベントは、「データ分析をしたいがなかなか手につかないし分からない…」「データドリブンのマーケティングに興味がある」といったビジネスに携わる方々を対象として、実際に手を動かしながら統計学を学ぶというもの。 これまで西内はユーザ企業さまやパートナー企業さまに向けて、統計学やデータサイエンスの研修を実施していますが、今回はこの内容をぐっと煮詰めてnoteのユーザーさんにご提供させていただいた、超絶お得な企画なのです! 3月3日、雨の降る外苑前のピースオブケイクさんの新オフ
前編はこちら https://blog.dtvcl.com/n/n40d726c12249 「10キロ痩せたあとに何をしたいか」が目標設定には重要西内 ここまでRIZAPの本業の部分についておうかがいしましたが、ここから少しグループの成長戦略についてのお話をお聞きしたいと思います。鎌谷さんはこれまで、RIZAPグループで多くのM&Aに携わってきたかと思うのですが、買収の判断をどのような基準に基づいて判断されてきたのでしょうか。 鎌谷 RIZAPグループの成長戦略をこれま