シティズンデータサイエンスラボ
「シティズンデータサイエンス」とは、統計学の専門家ではない一般の人々がツールを用いて手軽にデータを活用すること。データ分析の世界をより身近にします。株式会社データビークルから株式会社ソウジョウデータに運営を引き継ぎました。https://www.soujoudata.com/
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「データを見て迷宮入りするときは"何がどうなったら嬉しいか"を先に決める 」サツドラホールディングス富山浩樹氏×西内啓対談 Vol.2
データを見て迷宮入りするときは「何がどうなったら嬉しいか」を先に決める富山 私が2019年から取締役を務めているコンサドーレ札幌は、マーケティングが課題になっていました。この課題を解消するためペルソナを立てることになったのですが、データだけでペルソナを考えると迷宮入りしていくんですね。そこで、データを見る前にまず仮説を立てることにしたんです。 現場で培った肌感を持っている営業の皆さんに、わざとデータを見せずにペルソナを描いてもらいました。それで、そのペルソナに合致する人が
「顧客データは大きな資産だという価値に気づき立ち上げた『エゾカ』」サツドラホールディングス富山浩樹氏×西内啓対談 Vol.1
顧客データの価値に気づき共通ポイントカードを着想西内 まずは読者の方に御社の事業の全体像をご紹介ください。 富山 弊社は北海道を中心に約200店舗を展開するドラッグストア「サツドラ」と、5年ほど前に設立した「リージョナルマーケティング」という地域マーケティングの会社を経営しています。 リージョナルマーケティングでは、『エゾカ』という地域の共通ポイントカードを立ち上げまして、現在北海道の世帯カバー率が約65%、会員数が約190万人にまで伸びています。この2つの事業がアセッ